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ラックタイプの機材を複数使用しているなど、狭い間隔で機材を設置している方は、電源ケーブルを短くするのがおすすめ。太くて長い電源ケーブルを最適な長さにすることで、配線周りがスッキリとし、他のケーブルへのアクセスも良くなります。
今回は、安価に購入できる人気の3Pプラグ「パナソニック / WF5018K」を使って、機材に付属の電源ケーブルを短くする方法を解説します。
パナソニック WF5018Kの仕様
パナソニック WF5018Kは、1,000円前後で購入できる電源プラグです。
WF5018Kの仕様
- メッキ:ニッケル
- 電極の材質:黄銅
- 最大ケーブル径:13.0mm前後
- 最大導体サイズ:3.5sq(AWG12)
”パナソニックの医療用電源プラグ”
なんだか信頼性の塊という感じですよね。しかも安く購入できるため、電源ケーブルを短くするときはいつもWF5018Kを使っています。
パナソニック WF5018Kに、取り扱い説明書は付属しません。
しかし、本体には差し込むケーブルの長さ(目安)が記載されているので、初めて電源ケーブルを作ったり、短くしたりする方も安心です。
はんだ付けなし!用意する工具はたったの4種類
- プラスドライバー
- カッター
- テスター
- 定規(WF5018Kの場合は使用しません)
電源ケーブルは、カット・自作ではんだ付けをすることはありません。ネジで導体を留めます。
4ステップで完成!電源ケーブルを短くする方法と流れ
①4本のネジを緩めて電源プラグを分解する
WF5018Kを分解する方法は、4本のネジを緩めるだけ。分解後は、電源ケーブルにWF5018Kのカバーを通しておきます。
導体を傷つけないようにシース(被覆)を剥く
カッターを電源ケーブルを当て、電源ケーブルを転がすイメージでシースに1周切れ込みを入れた後、縦方向にも切れ込みを入れます。画像のように「T字」に切れ込みを入れると、シースが剝きやすいです。
電源ケーブルのシースを剥くと、中から黒・白・緑の細いケーブルが出てきます。3本のケーブルの絶縁体を剥き、導体を露出させます。
導体を何mm露出させるのかは、電源プラグの仕様書やマニュアルをご覧ください。
ポイント
どこに何色のケーブルを接続するかをテスターでチェックする
今回のようにプラグの片側だけを交換する場合は、テスターを導通確認モードにして、プラグのどの穴に何色のケーブルを接続するのかを確認します。
かんたん説明
- 緑:グランド(アース)
- 白:ニュートラル
- 黒:ライブ
導体をネジで固定して完成!
プラグ部分には導体を入れるための3つの穴が開いているので、テスターで調べた通りに導体を入れてネジで固定します。
カバーを元に戻し、最後に改めて導通確認をしたら完成です!
おわりに
今回はDTR2000というコルグのラックタイプチューナーの電源ケーブルを短くしました。
電源ケーブルを短くするのは簡単です。ただし、コンセントに挿す以上、危険はあります。慎重にテスターで導通を確認しながら進めてくださいね。