解説・コラム

英語不要!Warmoth( ワーモス )でギターのネックやボディをオーダーする方法

2024年4月27日

※本サイトでは、アフィリエイト広告、またはプロモーションが含まれる場合があります。

国内外のメーカーにボディやネックをOEMしている”ワーモス(Warmoth)”は、個人オーダーにも対応しているのをご存知ですか?

ワーモスは、ギター・ベース用のネックやボディーの販売・供給しているアメリカの企業です。細かなカスタマイズに対応したオーダーシステムを作り、90年代後半から、他社に先駆けてボディ・ネックの個人向けオーダーの受付を開始しました。

この記事では、ワーモスへのオーダーに興味がある方に向けて、その魅力とオーダー方法などについて解説します。

ワーモスの魅力とは?

ワーモスの魅力としてあげられるのは、次の4点です。

ワーモスの魅力

  • 実績豊富なフェンダーライセンス工場という安心感
  • 専門知識不要で細かくカスタマイズできる
  • 高品質なボディやネックをリーズナブルに購入できる
  • 最小限の英語でオーダーできるシステムが秀逸

実際にワーモスのボディとネックで自作したギターを愛用している僕が感じた”ワーモスの魅力”を紹介します。

 

実績豊富なフェンダーライセンス工場という安心感

これまで国内外の有名メーカーに対してギター・ベースのOEMを行ってきた実績が、ワーモスの品質や信頼性の高さを証明しています。

OEM実績のある主要メーカーの一例

  • ヤマハ
  • シャーベル
  • サドウスキー
  • ヴァレー・アーツ
  • Vanzandt

また、ワーモスはフェンダーライセンス工場です。フェンダーと規格が同じため、ストラトキャスターのネックをワーモスのものに代えたり、フェンダーのリプレイスメントネックに合うボディをワーモスで購入できたりします。

専門知識不要で細かくカスタマイズできる

「ギターは弾けるけれど、専門知識はない」というギタリストは多いのではないでしょうか。かく言う僕もその1人です。

ワーモスでは、細かいカスタマイズに対応しています。オーダー画面では、カテゴリーごとにカスタマイズの詳細が分かるポップアップを表示できるため、専門知識がなくても安心です。目的に合ったカスタマイズができます。

イラストや具体例を用いた丁寧な解説が嬉しい

カスタマイズオプションの多くは無料です。有料のものであっても、日本のリペアショップでの価格を考えると、非常にリーズナブルな価格設定になっています。

 

高品質なボディやネックをリーズナブルに購入できる

購入したネック

 

ワーモスでは、CNCルーターを用いて木材を正確にカットした後、ほとんどの作業が職人の手作業で行われています。

We use a blend of modern and traditional guitar-building techniques. CNC machines cut body and neck blanks. Most of the remaining work, from gluing binding and installing frets to spraying finishes, is completed by hand.

(引用:Warmoth

ワーモスのボディのピース数は標準で2ピースです。これは、フェンダーカスタムショップレベルのものともされています。ネックに関しても、フレットのエッジ処理が丁寧にされているなど、微調整をすればすぐに使用できるレベルです。実用面での問題はありません。

驚くのは価格です。

たとえば、アルダーボディ / メイプルネックのストラトキャスター用ボディ・ネックをオーダーする場合、ボディは195米ドル(日本円で約29,500円)~、ネックは187米ドル(約28,000円)~となっています。

最小限の英語でオーダーできるシステムが秀逸

ワーモスでのオーダーは、カテゴリーごとに用意された選択肢から任意のものを選ぶだけです。英語でのやり取りは注文時にはありません。

オーダー後、ワーモスの担当者から納期についての連絡が入ります。納期について了解した旨を伝えれば大丈夫です。僕は前回以下のようにメールを返信していました。

Hello 〇〇(担当者の名前)

I understand about the delivery date. I'm looking forward to receiving my Warmoth guitar body.

Best regards,
Toru ohashi(自分の名前)

シンプルに「納期は了解です。ワーモスのボディが届くの楽しみです!」という内容です。納期連絡後のメールは発送のお知らせのみでした。

ちなみに、これまでに4回ワーモスで注文していますが、担当者は皆さん非常にフレンドリーです。

ワーモスでボディ・ネックを注文する手順

ワーモスでボディやネックを注文する手順は、わずか3ステップです。

注文手順

  • 希望のボディ・ネックのシェイプを選ぶ
  • 仕様を決定する
  • 発送方法を指定して支払う

あらかじめワーモスに会員登録しておくのがおすすめです。オーダー内容やストック品をウィッシュリストに保存しておけるほか、注文時の住所入力が不要になります。

 

希望のボディ・ネックのシェイプを選ぶ





 

まずは、ワーモスで注文するネック、またはボディのシェイプを選択します。

選択できるシェイプの数

  • ネック:23種類
  • ボディ:44種類

ネック・ボディともに、スタンダードなものから特殊なものまで網羅しています。

ボディに関しては特に種類が多く、フェンダー系はもちろん、変形ギターやレスポールタイプなどさまざま。好みの形状を選べます。

 

仕様を決定する

ネックを注文している様子

希望のシェイプを選んだら、仕様を決定していきます。

木材や塗装の有無、ネックポケットの形状などを細かく指定できるのがワーモスの特徴です。仕様の内容によっては有料のものがあるものの、すべて良心的な価格設定になっています。予算に応じて最良の仕様を決めていきましょう。

ピックガードは買っておこう

ワーモスでは、ギター・ベースのパーツも取り扱っているものの、その多くはサウンドハウスの方が安いです。

ただ、ボディを購入する方は、ピックガードを一緒に購入しておくことをおすすめします。高品質で値段が安い上に、穴やカラーの選択肢も多いです。

発送方法を指定して支払う

住所を入力して、配送方法と支払い方法を指定すれば注文の完了です。

表記の意味

First Name 名前
Last Name 苗字
Company 会社(法人の方)
Street Address 住所
Country
State/Province 都道府県
City 市区町村
Zip/Postal Code 郵便番号
Phone Number 電話番号
Shipping Address Type 「企業」か「住宅」か(選択)

海外通販での住所の書き方

住所は、日本での記載する順番と反対に記載します。

(日本表記)東京都港区芝浦1丁目2番3号ギタービル456号室

(英語表記)#456 Guitar building, 1-2-3 Shibaura, Minato-ku, Tokyo

発送方法に関しては、UPS Worldwide SaverとPriority Mail Internationalを選択できます。どちらも日本に問題なく発送されるので問題ありません。僕は到着が早いUPS Worldwide Saverを選択しています。

送料は自動計算(上記はネックとボディを合わせた場合)

すべての入力が終わったら、クレジットカード情報を入力して「Place Order」をクリックすれば、注文の完了です。

なお、日本発祥の国際ブランド「JCB」のクレジットカードは使用できません。

VISA・Mastercard®・American Express®・DISCOVER(※日本では発行不可)のいずれかのクレジットカードでの支払いとなります。

オーダーする前にストック品やメルカリを確認するのがおすすめ

ワーモスのストック品

ワーモスでオーダーをする前に、まずはストック品を見てみるのがおすすめ。オーダーでは手元に届くまで分からない木目や重量を確認してから購入できます。通常ではオーダーできない特別な仕様のものがあるのも面白いところです。納期もオーダーよりもストック品のほうが早く届きます。




ザグリをはじめ、いくつの仕様は指定できる

重量や仕様を確認できる


デジマートやメルカリも合わせて確認しておくのがおすすめです。特にメルカリは、過去の限定品やストック品が頻繁に出品されていることに加え、日本でのやり取りなので、ワーモスで購入するよりも早く手元に届きます。

メルカリ

ワーモスのボディやネックでギターを自作するメリット

ワーモスでオーダーするメリット

  • リーズナブルな価格で希望のギター・ベースを作れる
  • 組立の技術が身につく

僕が感じたワーモスに注文するメリットは2つです。それぞれ紹介します。

 

リーズナブルな価格で希望のギター・ベースを作れる

ワーモスでは、日本のリペアショップにオーダーするよりも遥かにリーズナブルな価格で高品質なボディやネックをオーダーできます。円安であっても、コストパフォーマンスの高さは変わりません。

塗装の有無をはじめ、細かく仕様を決められるため、組み込みさえすれば希望のギターやベースを安く入手できます。

 

組み込み技術が身につく

ワーモスでボディやネックが届いたら、あとは組み込みをするだけです。ギターの配線・組み込みは、そこまで難しいものではありません。言ってしまえば、ネジで部品を取り付けたり、はんだを使って数か所配線したりするだけです。一度体験すれば、ちょっとした修理や調整を自分でできる技術が身に付きます。

メイプル指板はフレットにも塗装されるため、組み込み時にはフレットのすり合わせが必要です。(※塗装をワーモスに依頼した場合)

はじめて配線に挑戦する方や配線アレンジに挑戦したい方は、ムック本を参考にするといいでしょう。すごく勉強になります。

ギターの組み込みに自信がない方は、リペアショップに依頼するのもおすすめです。組み込みは部品代別で3万円(+部品代)ほどで依頼できます。

初めて作ったワーモスのギター

初めて作ったワーモスのストラトキャスター

僕がワーモスを知ったのは、「自分好みのギターが欲しい!」と安くオーダーメイドできるギターショップをインターネットで探しているときでした。ワーモスが信用できる会社かどうかを調べて、すぐに購入した記憶があります。ボディはストック品、ネックはオーダーにて購入しました。以下はこのギターの仕様です。

ボディ キルテッドメイプル(1ピース)
ネック 柾目メイプル
指板 エボニー
ピックアップ レースセンサーライトブルー
ナット グラフテック TUSQ XL

キルテッドメイプルワンピースのボディは、ストック品ならではの特別仕様となっています。

ボディとネックの購入代金は送料別で8万円ほど。ピックアップなどの部品代を入れて13万円ほどかかりました。当時学生だった僕としてはかなり高額だったため、未だに金額を覚えています。

今でもワーモスのストラトキャスターはメインギターです。ちょくちょくアップデートをしています。

ストラトのシンクロナイズドトレモロをウィルキンソン「VSVG」に交換する方法と2つの注意点

※本サイトでは、アフィリエイト広告、またはプロモーションが含まれる場合があります。 みなさんシンクロナイズドトレモロ(以下、トレモロ)を使用していますか? 僕はジェフベックさんの大ファン!ハーモニクス ...

続きを見る

直近の弾いてみたでは、ソニックマニア「studiopolice act1」のギターソロで使用しました。

太い音色で存在感があり、非常に使いやすいストラトキャスターです。

まとめ

ワーモスのボディやネックは高品質です。カスタマイズの自由度も高く、オーダーメイドよりも安く希望に合ったギター・ベースを作れます。また、「フレット交換が必要になった」や「ネックorボディが破損した」といったときにも、ワーモスは役立つ存在です。

オリジナルのギター・ベースに興味がある方は、ワーモスにオーダーしてみてはいかがでしょうか?

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

大橋とおる

「音楽がやりたい」という気持ちで一念発起!未経験からWEBライターになったアラサー男子です。埼玉県(戸田・蕨市)担当としてYahoo!ニュースで取材記事を執筆しはじめました。バンド”Candy and Trappy”や”弾いてみた”で音楽を発信しています。

-解説・コラム

© 2024 Candy and Trappy