Candy and TrappyのTORU(@Toru_Candy)です!
ブラックフライデーとサイバーマンデー
みなさんお疲れさまでした!
似たようなプラグインをメーカー別に比較したり、外国のネットショップでさらに安く買えるところを探したり、デモを使って買うものを決めたりと、パソコンにかじりついていた方も多いと思います。
僕もその1人です。
買いたいものを決めていたのに、安さのあまり物色してました。
ホントにセールって楽しい時間ですよね!
安さと楽しさに惹かれて買ってしまったプラグインをまとめます。
2018年のブラックフライデーで入手したソフトとプラグイン
【無料】半自動化ディエッサー『WAVES:Sibilance』
先日のブログで紹介した半自動化のディエッサーです。
”半”とはどういうことかと言うと、自働で歯擦音を検出して抑えてくれるけれど、ディエッサーの効き具合と範囲は自分で設定するということ。ぶっちゃけスゴク便利です。
通常だとEQなどを使って歯擦音のポイントを探ってからディエッサーで処理しますが、Sibilanceはその工程が必要無いのでかなりの時短に繋がっています。
いくらで販売するのかは分かりませんが、販売されたらデモをインストールして使ってみて欲しいです。
【29ドル】テープシミュレーター&ディレイ『WAVES:Kramer Master Tape』
DAWで処理したギターとかドラムの音はきれいすぎるってずっと思っていたんですよ。
音をアナログに近付けることについては、雑誌のインタビューなどで「真空管コンプレッサーの実機に~」などとよく目にするので、僕には無理だなと諦めたところにテープシミュレーターなるものがあることを発見!
テープシミュレーターの存在を知って予算を1万円上げたくらい魅力的。
アナログ感が出るとのことで、ブラックフライデーセールを実施しているメーカーのものの中から複数試しました。
確認したポイント
- iLokが必要無い
- CPU負荷が軽め
- 音の角が取れて耳障りが良くなる
.....やっぱりWAVESいいわぁ
手軽ですし、効果も分かりやすい。
なにより安い!
通常販売価格249ドルがブラックフライデーで29ドルですからね。
ジミ・ヘンドリクスのエンジニア、E.クレイマー監修、Ampex 350/351テープマシンの太く・暖かいアナログ・サウンドを再現
(引用:SONICWIRE)
他の試したテープシミュレーターは結構ガッツがある音に変わったものもありましたが、自然な変化のKramer Master Tapeがスゴク好みです。
購入後に気付いたのですが、設定できるディレイが渋くてテープエコーとしても使いたいレベル。
ディレイについては、DTMerご用達の有名なブログサイト『sleepfreaks』さんでも紹介されています。
同じ意見の方がいると安心する(笑)
次回曲からKramer Master Tapeを積極的に使っていきます。
【29ドル】マルチバンドコンプ+マキシマイザーの『WAVES:OneKnob Louder』
なにこれ簡単すぎない?
ひとつのノブ(=つまみ)しかないので説明書も不要ですよね!
動画を見て頂くと分かる通り、音圧を上げても音が綺麗なまんま。
音の綺麗さを保てるように、見えないところで複雑な処理してくれてるんだろうなと思います。
OneKnob Louderの特徴は『軽さ』
CPU負荷率1%台!
マスタートラックだけでなく、各トラックに挿しても全く問題ないです。
音圧の高さを求めるジャンルをやっている人やパソコンのスペックが低い方は導入した方がいいと思う。
各トラックにOneKnob Louderを挿した曲に、さらにマスタリング用のトラックにも挿してみたんですが、凄くキレイに音圧が上がってびっくりしました。
【29ドルor無料】『Waves:Abbey Road Reverb Plates』
WAVESセールのプラグインを2つ買ったら、好きなプラグインを1つプレゼント的なセールで頂きました。
60〜70年代、ビートルズやピンク・フロイドを始めとする先駆的バンドに頻繁に使用されたのがアビーロード・スタジオによる独自の4つのリバーブ・プレート、EMT 140ユニットです。
(引用: Media Integration)
めっちゃ人気のあるプレートリバーブのプラグイン。
今までは昨年無料で配布されていたSoundToysのLittle Plateを使っていたのですが、完全に乗り換えです。
2017年のブラックフライデーで買ったプラグイン
ノイズを加えることができ、明るい音質が特徴的。
先に紹介したKramer Master Tapeと組み合わせたらアナログ感がすごいです。
生音を扱う曲にはやっぱりこういうアナログ的な印象って大事だなって思いました。
【7,315円】アップデートした『Studio One4』
Studio One4へアップデートしました。
コードトラックという機能の精度が高く非常に便利です。
コードトラックで出来ること
- オーディオデータからコードを解析(コードの耳コピが可能)
- 打ち込んだMIDIを解析してコードを表示
- コードに合わせてデータを変化させてくれる
- コードを表示させて画面を譜面化できる
Studio One4は他にもハーモニー編集などできることも多いのですがコードトラックが画期的過ぎて他の機能がかすみます。
耳コピが高い精度で出来るだけでもありがたいですよね。
コード進行って作曲の要だと思うんですよね。
Studio one4でコードを解析⇒自分なりの考えや個性を交えてコード進行を変化させることで作曲のスピードが上がります。
解析したコードのままで作れば1曲作るスピードが相当上がります。
【7,350円】Studio ONE4と高い連携ができる楽譜作成ソフト『Notion6』
楽譜作成ソフトNotion6自体に音源が備えられている他、持っているvstプラグインの音源も使用できるので作曲もできるのが最大の魅力です。手書きやリアルタイムでの入力にも対応しているので素早く楽譜が作れるだけでなく、完成したデータをStudio Oneに送信できます。
僕はピアノロールが苦手なので、Sonarの譜面入力機能を使ってMIDIを打ち込んでオーディオ化した後にStudio Oneに送っていたんですよね。Notion6を購入したので、これまでの手間が完全になくなりました。
2018年のサイバーマンデーで入手したプラグイン
【無料】超定番コンプレッサー『WAVES:H-Comp』
通常価格179ドルを無料でって太っ腹すぎる嬉しいプレゼント。
H-Compの特徴
- 使いやすい
- SSL 4000 Collection、V-Series、API Collectionをモデルにしている
- アナログとデジタルの良いとこ取り
- リミッターとしても使える
- 4つのモードを搭載
- コンプレッサーのアタックとは別で動作するパンチ機能が優秀
コンプレッサーは他のプラグインを使っているのですが、せっかく頂けたので使ってみようかなと思っています。
【29ドル】高級ギターアンプをプラグイン化した『WAVES:PRS SuperModels』
ブラックフライデーでは79ドルとなっていましたが、サイバーマンデーでは29ドルで販売されていました。
ギターレコーディングを簡略化したいなと思っているので色々とアンプシミュレーターを試しています。
WAVESのPRS SuperModelsとUADのアンシミュはホントに素晴らしいなと思いました。
何回かこのブログで発言していますが、もうアンプ要らないなと思わせてくれる音の良さ。
遅延とインプットレベルを自動で調整してくれるのがオススメポイント。
PRSのアンプは試したことも見かけたこともないのですが、アンプを鳴らしている感じはリアルです。
きっとインパルスレスポンスファイル(IR)で空気感も再現しているからかなと。
IRとは?
おわりに
ブラックフライデーとサイバーマンデーで散財した金額は合計で26,000円位。
当初の予算3万円には達していないので安心。
先日ギターエフェクターを購入したこともあり、安いWAVES製品を中心に購入。
もうミックス関係のプラグインをWAVESで購入することは無いでしょう。
実はオーディオインターフェースの買い替えをしなければならず、そちらにバンドルされているプラグインが僕の使っていたギター機材をプラグイン化したものなので、当初購入を予定していたプラグインはかなり見送りました。嬉しい驚きです。
その分、テープシミュレーターやアンプシミュレーターなどの予定外のモデルを購入しちゃいました。
いいプラグインは結構揃ったので、後は使う僕の知識と腕。
明日は次の大規模セールで購入を決めたプラグインを紹介します。