どうも!
Candy and Trappyの伊藤(@Toru_Candy)です!
今回は、最近バンドの使用機材に仲間入りしたWalrus Audio ( ウォルラスオーディオ ) Defcon 4をご紹介します。
以前、以下のようなツイートをしました。
my new gear🎉
Voyagerが素晴らしかったので日本まで送って頂いたDEFCON4✨
到着まで2週間…長かったー!長旅ご苦労さんでした。
旧デザインのものです😄
新デザインは大人っぽいんだよ!クセのあるエフェクターって魅力が詰まってるよね🎸でも実用性も◎
デザイン見てたら007弾きたくなってきた pic.twitter.com/jInENb4ZzQ
— TORU(伊藤徹)Candy and Trappy (@Toru_Candy) October 29, 2019
実はツイートをしたのみでレビューや紹介はしていなかったんですよね。それに気づいたのはこのブログを書く前日。マシュマロから数カ月ぶりに質問がきたのがキッカケでした。
検索しても日本語のレビューが見当たらない
ということで、マシュマロも頂いことですし僕が紹介しちゃおうかと思います!
Defcon4は使い勝手バツグンのブースター
デザインは80年代の映画がモチーフ
まず目が行くのはデザイン!
アメリカンなデザインが好きな人はビビッと来るのではないでしょうか?
デザインは映画を参考にした
Voyagerのレビューでも同じことを書いていた気が・・・
Walrus Audio( ウォルラスオーディオ ) VOYAGERレビュー~ブースターとして高評価の機種の実力は如何に!~
ギターに合わせて直感的に調整できる!
DEFCO4は冒頭に書いた通り、プリアンプとイコライザー、ブースターがセットになったエフェクター。
イコライザー部分はロータリースイッチ(カチッカチッとするノブ)が採用されているほか、ブースター部分は+10dbのMOSFETブーストとなっていて、基本的には細かいセッティングは出来ません。
MOSFETブーストの特徴とは
イコライザーは内部トリムポットで微調整が可能
イコライザー部分はLow (IV), Mid (III), High Band (II)の3バンドのカット&ブースト・タイプ。それぞれアクティブのトグルスイッチが備えられていて、ONとOFFを切り替えられます。
ポイント
デフォルトのままでもOKなのですが、内部トリムをいじることで、より自分好みの音を目指すことが可能です。
デフォルトでは、ライアンアダムスさん推奨のセッティングになっています。
で、僕が嬉しいなと思ったのはマニュアル。「内部トリムポットをいじったけど元の設定忘れちゃった💦」という経験は多くのギタリストがしているかとおもいますが、DEFCON4はマニュアルにしっかりと元のセッティングを載せてくれているんですよね。こういう気遣いをしてくれているメーカーってなかなか見掛けないので好感が持てます。
それにしてもウォロラスオーディオは、エフェクターのコンセプトがデザインだけでなくマニュアルにまで行き届いていて素敵です。マニュアルを見ているだけで若干テンションが上がりました。
2つの顔を持つサウンド
見た目の派手さとは裏腹にサウンドの味付けは薄め。適度な太さと明瞭感はあるものの、イコライザーで音を変化させるエフェクターなので人によって奏でるサウンドは異なるハズ。
ただ、ブースターをONにすると豹変!
粗削りなサウンドが飛び出してきます。
後継機種Walrus Audio EB-10はプリセットモードを備えたライブ向きペダル
そもそもなぜシグネイチャ―モデルが1年足らずで生産完了してしまったかと言うと、ライアンアダムスが6人の女性と問題を起こし裁判に発展したため。てっきり全然売れないからかと思っていたのですが、外国のレビューサイトでほぼ満点の評価だったので不思議に思っていたんですよね。
人気機種ということで、モデル名をEB-10に変更して再販。
デフォルトセッティングが”ライアンセッティング”ですし音色に変化はありません。しかし、デザインの変更に加え、3つの設定を保存できるプリセットモードを追加。DEFCON4に比べ、値段も1万円程安くなっています。
え、羨ましいんだけど・・・
EB-10の収益の一部は難民および移民教育および法律サービスセンターに寄付されています。
DEFCON4とEB-10まとめ
DEFCON4とその後継機種EB-10についてご紹介しました。
どちらも見た目に反して非常に実用的。
ブーストONで聴こえる荒く太いサウンドは単純に弾いていて気持ちいい!ニルバーナとか弾いちゃいましたからね、僕。
好きな人には恐ろしくハマるエフェクターです。