こんにちは、Toru(@Toru_Candy)です。
ギターの機材にこだわりを持っているギタリストって多いですよね!
僕も結構こだわりがあります。
ですが、電車移動の身としてはある程度の妥協が必要。
家では10Uラックにプリアンプやエフェクターなどを詰め込んで、エフェクターボードも使います。
「これが僕のサウンドだ!」と思っているのですが、電車でこれらを運ぶのは迷惑になります。
使うものだけを持っていくのも、その後の配線やり直しがあるので現実的ではないという理由で、外ではエフェクターボードだけを持って行ってました。
そんな僕ですが、ついにラックを解体して持ち運びすることに!
今回はラックに移行して気付いたメリットについてお話します。
ポイント1
ラックエフェクターはスタジオ内での移動スペースが確保される
エフェクターボードを大きくする場合、床のスペースを圧迫していきます。
「エフェクターボードを持参するギタリストが複数人いる」「ベーシストもエフェクターボードを使う」場合は、移動を確保するために大きい部屋のリハーサルスタジオを借りる必要があるハズ。
ラックの場合
- 機器を積み重ねるので移動スペースを確保できる
- 足元は最低限MIDIペダルがあればいい
横に広がっていくエフェクターボードに対して天井に向かっていくラックケース。
「高さ」はデッドスペース。
ラック自体をアンプの上に乗せることもできる。
実際にラックを持ち運ぶようになってからは、リハーサルスタジオでワンサイズ小さい部屋を借りるようになりました。
ギター用ラック機はサイズ規格が共通なのもポイントが高い。
トールみたいな機材オタク・・・もとい色んな音色が必要な人は大きなエフェクターボードになっちゃうから、ラックエフェクターにしたことでスッキリしてCaTのメンバーが喜んでくれたよ♪
ポイント2
ラックエフェクターのクリアな音質と機能性はいまだ健在!
近年、コンパクトエフェクター、とりわけデジタル空間系エフェクターはラックタイプと肩を並べる高音質を誇ります。さらに、機材をシステム化する際に不可欠なMIDIを搭載している機種も多い。
上記を踏まえた上で僕の思うラックのアドバンテージを考察します!
ラックはシステム化が前提
ポイント
- 他の機材との連携が柔軟
- 単体でももちろん使える
「機種により」という条件がつきますが、基本的にはポイントのような製品が多いです。
僕が使っている30年以上前のRockman XPRですら、システム構築に必要なジャックが多数装着されています。考え方によって変わる配線方法に柔軟な対応を見せるのもラックならではと言えます。
一度配線をしておけば、後はボード同様アンプにシールドを挿すだけ。
高機能コンパクトエフェクターは高価
コンパクトエフェクターは音質や機能面だけでなく、価格面でもラックエフェクターの域に到達しています。また、コンパクトエフェクターは単体エフェクト+元となるエフェクトをアレンジしたもののみの機種が多いです。マルチエフェクターではなく単体のエフェクターという考えがあるのでここはしょうがない部分。
僕のように空間系をセンドリターンに入れたり、1曲の中で頻繁に音色を変えたりするタイプのギタリストは、自ずと機能面、配線面が優れた機種を狙うようになります。そうなると総額が凄いことに。
ラックエフェクターは人気が下火なため価格も下がってきています。
僕が使っているG major2とG Forceはかなりオススメ。空間系とモジュレーションをまとめたい人にピッタリです。アンプのインプットに差す場合はハーモナイザーなども使えるので、歪とMIDIペダルを持っていけば気持ちいい音が出せますよ。
Gmajor2はアンプのチャンネル切り替えも可能なので、歪エフェクターを使わない人でもクリーンと歪を使い分けられます。
事故で機材の持ち運びが困難になった
足を怪我してしまったので単純にキャリーカートでの移動が辛い。とはいいつつ、エフェクターボードから必要なものを外して持っていくだけでも、大きなボードになってしまいます。
そこで、ようやくこれまで記したラックエフェクターの魅力を再発見できたのです。
ここまでのまとめ
- ラックは規格が共通
- スタジオ内で移動スペースを節約できる
- 配線が柔軟
- ラックマルチは何でも入っていてどれもクリアで高音質
- 総額で見るとコスパがいい
ラックの魅力に惹かれるように自宅のラックシステムを解体。
ラックバッグに必要なものを詰め込みました!
詰め込んだラック機材
ラックに収めたものリスト
- Furman / Rack Rider(電源)
- Rockman / XPR(プリアンプ)
- BOSS / VF-1(マルチエフェクター)
- ジャンクションボックス
- Line6 / Relay G70(ワイヤレス)
- Suhr / Mini Mix 2(ミキサー)
電車移動でラックを持ち運ぶなら4Uまでが無難。
電源ユニットを入れる場合は重量がかなり増すので3Uでちょうどいいです。
Rack Riderでアダプターとおさらば!
今回のラックケースで一番重い機材FurmanのRack Rider。
ラックを組むギタリストのお馴染みの電源ユニットに、エフェクターの改造でも有名なSoul Power instrumentsさんにて、AC9vとAC14v、センターマイナスのDC9vを追加して頂きました。
電源の追加改造によって、大きくて重いアダプターの数々を使わずに配線をスッキリさせています。
ちなみに改造費は1万円と送料だったはず。
機種や選択する部品によって、値段が変わってくると思いますが参考までに。
僕がSNSで出していた機材を見てセンターマイナスDC9vの追加を提案して頂くなど、Soul Power Instrumentsの代表である斎藤さんは、とてもフレンドリーかつ信頼できる。なによりもプロ意識溢れたお兄様です。
おかげさまで、無くてはならない機材になっています。
Soul Power Instrumentsのエフェクターは、アニメ「BanG Dream!(バンドリ)」に登場したり、ベースのIKUOさんが使っていたりと要チェックのメーカーですよ~。
Rockman / XPRのアウトプットはどうしてる?
一時期人気が爆発していたSR&DのRockmanプリアンプ。
Rockman製品の中でもB'zの松本孝弘さんが使っていたXPRとサスティナーは今でも人気が高いです。
僕が使っているRockman XPRについては情報が溢れているので、音や生産された経緯は割愛します。
ではどこを語るのか。
それはアウトプットの選択!
XPRに2つあるアウトプット。そのどちらを使えばいいのかを迷う方もいるのではないかと思い、ニッチ過ぎる話題をぶつけてみます。
英文マニュアルによると以下のように説明されています。
マニュアルには・・・
・ミキサーに直接入力する場合はDIRECT OUT
⇒DIRECT OUTを使用する場合、XPRのフロントパネルにある『MASTER OUT』の設定はスルーされます。
・パワーアンプに入力する場合はMASTER OUT
⇒ヘッドアンプのReturnに接続する場合もこちら。
僕はアンプを通さずミキサーに入れるので、DIRECT OUTを使っています。
BOSS / VF-1で自在にハモリが作れる!
VF-1は、ハーモナイザーが便利すぎてずっと手放せずにいます。
VF-1のハーモナイザーは自分でハモリ設定する
- 普通のハーモナイザーは、『Key』『スケール』『何度上(下)のハモリか』を設定すれば使用するのが基本。BOSS VF-1はそれに加えハモリを自分で設定し、オリジナルのハーモニーを作成できます!
ボーカルにコーラスパートを付けるように、上下とユニゾンを使い自在にハーモニーを設定可能。
ハーモナイザーなのにユニゾンも使える自由度が嬉しい✨
VF-1の凄いポイント
・音質にまったく古さを感じない
・ギター以外の楽器やボーカルにも専用エフェクトが搭載されている
・王道からかなり特殊なものまでエフェクトが盛りだくさん。
・エフェクターの順序入れ替えが可能
まとめ
これからライブや練習で使っていくラックシステムを紹介しました。
音の良さって文章では伝えにくいですよね。
そういうところを動画や音声ファイルで補っていきます。
商品紹介YouTuberになっちゃったりして(笑)
ブログをもう少しコンテンツとして充実させたいと思っているので色々考えてみます!
ではでは~(@^^)/~~~