僕のメインギターであるギブソンのファイヤーバード。
購入した時、ファイヤーバードにシンクロナイズドトレモロを付ける予定だったものの、ボディが薄く、トレモロを付けることは不可能とのことで諦めていました。
ファイヤーバードを購入してから数年。
ついにスマートで操作性が良いアームが見つかりました!
それがGoldo(ゴルドー) / Les Trem
Les Tremとは?
非常に良いアームだったので、取付方法や操作性をレビューします。
Goldo ( ゴルドー ) / Les Tremはビグスビー進化系
上記がGoldo ( ゴルドー ) / Les Tremです。カラーはTLT1Nを選びました。
付属品
- Les Trem本体
- アーム
- マニュアル
- 六角レンチ
- インチ、ミリ用スタッド(計4本)
- ワッシャー(4枚)
Les Tremをギターに取り付けるのに必要な部品や工具は揃っています。別途、マイナスドライバーを用意しておきましょう。
工程はたったの3つだけ!Goldo ( ゴルドー ) / Les Tremの取り付けは簡単
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1テイルピースを外す
まずは、ファイヤーバードから弦とテイルピース外します。
テイルピースは、弦の張力で固定されているだけです。弦を外せば、テイルピースもポロッと外れます。
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2スタッドを交換する
マイナスドライバーを使ってスタッドを外し、Les Tremに付属のワッシャーとスタッドに交換します。
注意ポイント
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3Les Tremのアームを好みのポジションに調整する
Goldo Les Tremのアームの向きや長さは、付属の六角レンチで調整します。自分の操作しやすいポジションに合わせられる点は評価したいポイントです。
Goldo ( ゴルドー ) / Les Tremのレビュー
レビュー
- 軽いタッチで滑らかにアーミングができる
- 可変幅が大きい
- チューニングは不安定
ビグスビーと近い構造であるものの、軽いタッチでアーミングができ、音程の変化が大きいのがGoldo Les Tremの特徴です。見た目もスマートで目立ち過ぎない点も気に入っています。
ただし、ビグスビーやシンクロナイズドトレモロのように、アーミング時のチューニングは不安定です。
チューニングを安定させるには?
アーミングをするならロックペグとナットソースの使用がおすすめです。ナットが消耗している場合は、交換を検討してみるとよいでしょう。
Les Tremは、軽いタッチで音程が大きく変化するため、操作に多少の慣れは必要だと思います。チューニングに関しては、ナットやブリッジにオイルを塗って摩擦を軽減するなどの一般的な対策をしておけば、大きくズレることはありません。
ファイヤーバードのピックガードと配線材も交換
せっかくGoldo Les Tremを取り付けるなら、僕の他のギターと同じように、ファイヤーバードも自分好みに改造したい!
今回、改造した箇所は、「ピックガード」と「内部配線」です。
木製ピックガードをオーダーしました
ファイヤーバードのボディが日焼けしてクリーム色になっているため、相性の良いカーキ色でピックガードをオーダーしました。クリーム × カーキは、ファッションではお馴染み組み合わせです。
木材はカーリーメイプルです。
画像ではうまく撮れていないのですが、波打つような木目がうっすらと入っています。
内部配線のアフター画像
コンデンサーは大好きなcornell dubilier「pm greenie」、線材はいつものAtlasを使い切っていたので、Western Electricのものを使用しました。
ポイント
市販のギターは、配線が丁寧でないものがほとんど。配線材を変える際に、取り回しを考えて配線することで、何かしらのトラブルがあった時に素早く対処できます。
おわりに
Goldo Les Tremは、非常に完成度の高いトレモロユニットです。取り付け方も簡単で、リペアショップでの調整は必要ありません。気軽にレスポールやファイヤーバードなどに取り付けて試すことができます。ビグスビートレモロの取り付けを考えている方は、Goldo Les Tremも候補の1つとして検討してみてはいかがでしょうか?