最近、毎週歯医者に通っています。
家から離れているものの、評判の歯医者さんに行ってみたら全然痛くなくて喜んでいるのですが、それでも今まで歯医者さんで泣かされてきたんで行く前はビクビク・・・
そんな僕が毎週逃げずに通えているのは、楽器屋さんが近くにあるから!
今日はちょっと試してみたかった機材を見つけたのでピックアップ。

BBEソニックマキシマイザー「482i」
BBEソニックマキシマイザー「482i」は、エンハンサーという部類のエフェクターです。
エンハンサーの効果は?
自宅で演奏する分には好きな音で弾けばいいのですが、バンドやセッションなど、人と演奏するときに「ちょっと自分の音が聞きずらいな・・・」ってことありませんか?
そんなときに重宝するのがエンハンサーかなと僕は思っています。
428iは5kHzと50Hzを調整することができるだけ。
しかし、音量変化も少なく低音をスッキリさせたり、明瞭度を増したりすることが可能です。ノブをMAXにしてもダメな音にならない点も素晴らしいなと感じています。

サウンドハウスさんのYouTube動画は効果が分かりやすいですよ。
ラックエフェクターですが、新品が2万円でお釣りが来る価格帯なのも嬉しいですよね。中古はオークションで1万円を切ることも!

効果を実感しているものの、428iは音のキャラクターを決定付けるものではなく、あくまで微調整の範囲で調整するのが吉。宅録がメインの人や楽器単体で楽しんでいる人には必要ないエフェクターなんじゃないかなと思います。ちなみに音源のリスニング用途には◎
428iの仕様
■入出力端子:RCAピン×2、アンバランスフォン×2
■アンバランス仕様
■周波数特性:10Hz~50kHz(-10dBu入力時)
■THD+ノイズ比:0.025%未満(-10dBu入力時)
■最大出力:+10dB
■入力インピーダンス:47kΩ
■出力インピーダンス:1kΩ
■コントロール部
・PROCESS:5kHz +12dBuブースト
・LO CONTOUR:50Hz +12dBuブースト
■電源:100-120VAC 50/60Hz
■消費電力:8W
■寸法・重量:483W×44H×140Dmm、1U、2.9kg
(引用:サウンドハウス)
ISP「DECIMATOR II」
もはや説明不要のノイズサプレッサーですよね。

E570にも性能の良いノイズゲートが搭載されているのですが、どちらかというと単音弾きよりもリフ向きな代物。
サスティーンを犠牲にすることなくノイズを消すならノイズサプレッサーなりノイズリダクションなりを別途用意した方が良いと判断しました。
ノイズリダクション、ノイズサプレッサー、ノイズゲートの違い
- ノイズゲート:一定以下の音量になったらスパッと音を切る。ある意味最強。
- ノイズサプレッサー:徐々に音量を小さくすることでノイズを消すイメージ。
- ノイズリダクション:ノイズ成分を検知して除去する。
こういうのは評判がいいものを購入するに限る!
ということでDECIMATOR IIを購入したわけですが、サスティンをほとんど犠牲にすることなくノイズ成分をキレイに除去してくれます。さすが名器!と思わせるには十分な機種。

一応ギター直後から繋いでみたのですが、やっぱりノイズが出てしまうのはENGLアンプをハイゲインにした時だけ。ということで、ENGLアンプの後、空間系エフェクターの前にDECIMATOR IIを繋いでいます。

おわりに
今回購入したBBE「428i」とISP「DECIMATOR II」は、サウンドに大きな変化を与えるものではありませんが格段に弾きやすくなるものでした。
珍しく試奏もせずに興味本位で購入しましたが後悔無し!
いい買い物ができたかなと思います。