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まさに魔法の小箱!「MOOER / Radar」は宅録ギタリスト必須の凄い機材だった

おはこんにちばんは。
Candy and TrappyのTORU(@Toru_Candy)です!

Mooerというメーカーをご存知でしょうか?

かんたん説明

MOOER(ムーア)は、ギター/ベース用エフェクターを取り扱う中国の会社です。手のひらに収まるサイズのミニチュア・エフェクターを数多く取り揃えたMicro Seriesが有名です。ギター用マルチエフェクター、ミニギターアンプ、ペダルボードなどもラインナップしています。MOOERのエフェクターは、クオリティの高いサウンドを持ちながらもコンパクトかつリーズナブルで、多くのギタリストを魅了する注目のブランドです。

(引用:サウンドハウス)

僕もMOOERのエフェクター、『Acoustikar(アコースティックシミュレーター)』を使っていたこともあり作りやサウンドにも信頼のおけるメーカーです。

最初は他のブランドを模したものも多かったのですが、最近ではオリジナリティ溢れる商品を発表していて好印象。

そんなMOOERから発売されているRaderは、プリアンプやアンプシミュレーターを持っている宅録ギタリストはみんな購入した方がいいんじゃないの?!とも言える製品だったのでご紹介します!

Raiderのオススメポイント

ざっくりと

  • 1万円代で入手できるのに圧倒的リアル
  • 痒いところに手が届く守備範囲
  • パワーアンプシミュレーターも内蔵
  • ヘッドフォン出力が可能なので深夜練習にもバッチリ
  • IR式なので可能性が無限大
  • ペダルボードで全て完結できる

簡単に言うと僕が使っているTorpedo LiveのペダルタイプTorpedo C.A.B.の簡易版。

キャビネットシミュレーターとしての機能は十分すぎるほどに備わっていて、小さい個体でありながらマイクの種類や位置といった細かい設定も可能となっています。

購入時には以下の内容を使用することが可能です。

ポイント

  • 30種類のキャビネットモデル
  • 11種類のマイクモデル
  • 4種類のパワーアンプモデル
  • カスタム可能なEQステージ
  • カスタムIRをロード可能 (Windowsのみ)
  • 36種類のユーザープリセットを保存可能
  • USBからPCエディタに接続可能 (Windowsのみ)
  • ヘッドフォンアウト、ラインアウトに対応

Raderに最初から設定されているものの他、世界中のギタリストによる自作IRやメーカーから販売されているIRを本体に記憶させるといったこともできるので、Raderの可能性は無限大。

小さい個体ということもあり設定がしにくいイメージを持ちますが、USBでPCに繋げば大きい画面での設定もOK。

PCエディター画面

 

ダミーロードは搭載されていない

アンプヘッドと使う際に注意したいのは、Raderにはダミーロードが搭載されていない点です。

ダミーロードとは

アンプはスピーカーを繋がないと故障を招くので、スピーカーを繋がずに使用したい場合は、スピーカーと同じ電気の負荷を与えて、疑似的にスピーカーと繋いでいる状況を作る必要があります。この役割を果たすのがダミーロード(ロードボックス)です。

プリアンプやアンプシミュレーターと一緒にRaderを使う分には重宝しますが、アンプ本体に使う際は気を付けて下さい。

おわりに

この手の機種はTWO NOTESが先駆けでしたが、やはり高級機種で中々手が出せないという方は多かったはず。僕も購入の寸前まで悩み続けました。それが今では1万代で購入できるので、こんなにありがたいことはありませんよね。

IRを導入することによって得られるリアルな空気感はアンプシミュレーターでレコーディングした整ったものとは違います。
大きい楽器屋さんであればしっかりと試させてくれるので、是非プリアンプを持ち込んで比較してみて下さい。

ではでは(@^^)/~~~

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