エフェクターボード内のスペース確保
簡単に必要な分だけ作れる
ケーブル自作派にとってスタンダードになりつつあるソルダーレスケーブルに、コストパフォーマンスが抜群の商品が新たに登場しました。それが今回ご紹介するPhoenix (フェニックス)の『ソルダーレスケーブルキット』です。
作り方やケーブルの品質を含めてレビューしていきます。
ソルダーレスケーブルキットのセット内容
付属品一覧
付属品一覧
- プラグ×12個
- シールドケーブル×4m
- 予備ねじ×3本
- プラスドライバー×1本
- ケーブルストリッパー&カッター×1本
- 保証書
- メッセージカード
プラグはL / S両用タイプ。
12個セットで6本のシールドが作れます。
ソルダーレスケーブルは便利である一方、コストパフォーマンスが悪いという一面もありますが、2,980円で6本(約496円/1本)作れると考えると、フェニックス社のソルダーレスケーブルキットは相当コストパフォーマンスが良いですよね。
ケーブルは柔らかく、また、音もクセが少ないのでパッチケーブル向きと感じます。切り売り販売の予定もあるとのこと。
ケーブルについて
ちょうど4mmのケーブル、「カナレGS4」があったので試したところ音が出ました。ほぼ同一のプラグを採用している「結」や「ToneGeek」、「ジョージエルス」、「ワンコントロール」のケーブルのほか、4mmの単芯ケーブルを販売している「フリーザトーン」のケーブルも使用できるんじゃないかと思います。
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ソルダーレスケーブルの作り方
必要な長さにケーブルを切る
付属のケーブルストリッパー&カッターで必要な長さにカット。
ちょっとした世間話~ストリッパー編~
フェニックス社のケーブルキットではストリッパーは使用しません。
確認したところ4mm~5mmのケーブルならストリッパーの使用が可能な様子。キレイに絶縁体(被膜)を剥くことができます。以下は、僕が普段使用しているパッチケーブル、「モガミ2319」でストリッパーを使ってみた様子です。
プラグのカバーを外す
ケーブルをプラグへ差し込む!
グリグリと捩じりながらしっかりと奥まで差し込みましょう。
キャップを被せてネジを締めれば完成!
ちょっとした世間話~プラグ変編~
プラグには2ヶ所のネジ穴があります。
好みに合わせてプラグの角度を変えられのも嬉しいですね!
フェニックス / ソルダーレスケーブルキットのレビュー
ざっくりと
- 必要なものが全て揃っている
- 作り方がシンプル
- 安い!
初めてシールドケーブルを自作するという方にもオススメ!
多くのメーカーで採用されている一般的なソルダーレスプラグということもあり、4mmの単芯ケーブルを使えば簡単にグレードアップできてしまうところもいいですよね。
なにより、「お財布への優しさ」も◎
ケーブルの品質もパッチケーブルとして安心して使用できるレベルです。
番外編~ソルダーレスとソルダー有で自作時間比較~
今回久しぶりにソルダーレスを使ってみたのですが、やっぱり時短になりますね。ということで、工具を準備した(コテも温まっている)状態で時間を計ってみました。
シールドケーブルの作り方
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その結果がコチラ!
自作に掛かった時間 | |
ソルダーレス | 38秒 |
はんだ有 | 2分21秒 |
はんだコテが温まるまでの時間や片付けの際の冷ます時間などを考慮すると、ソルダーレスケーブルは圧倒的。時間の節約にもなりますね。
恐るべし、ソルダーレス・・・・