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【レビュー】TASCAM ( タスカム ) / AV-P250を導入しました|パワーディストリビューターとは?

TASCAM ( タスカム ) / AV-P250

 

いわゆる”ラックシステム”を構築中の僕。

 

ある程度ラックが形になってきたので、全ての機材に電気を供給してくれるパワーディストリビューター『TASCAM ( タスカム ) / AV-P250』を導入しました!!

 

ウラ話

僕が1ヶ月で-10kg達成できるかを家族と賭けていて、6月30日にギリギリながらもなんとか達成!!AV-P250をゲット!

 

今回は、「パワーディストリビューターって?」といった内容を交えて、TASCAM ( タスカム ) / AV-P250の紹介をしていきます。

パワーディストリビューター、安定化電源、パワーサプライの違いとは?

電源タップのイメージ

 

ギターやベースのエフェクターにおける電源関連機材には、「パワーディストリビューター」のほか、「安定化電源」、「パワーサプライ」などがあります。それぞれ呼び方が違うだけでなく役割が異なるので、用途にあったものを選ぶことが大切です。

 

それぞれギター&ベース機材として見たときに、各社どのようにカテゴリー分けをしているのかを大雑把にまとめました。

 

パワーサプライ

エフェクターボードで複数のエフェクターに電気を供給してくれる機材でお馴染みのパワーサプライ。『センターマイナス9v50mA』など、1つの端子から流せる電気の量に決まりがあるのが特徴です。

 

アナログ機器とデジタル機器を同時に使う方にオススメな「アイソレート(独立)タイプ」の機種や電気の量を可変できる機種など、機種はさまざま。

 

パワーディストリビューター

パワーディストリビューターは、家電量販店やホームセンターなどで購入できるテーブルタップの機能を向上させたものと考えていいでしょう。

 

機能の向上というのは、「電気に含まれているノイズ成分の除去」や「過電流になった際に機材を保護する機能」など。機種によって機能が異なるほか、どの程度電気をクリーンにしてくれるかといった目に見えない部分でも価格が変わります。

 

Free The Tone / PT-1Dのようにパワーサプライとパワーディストリビューターを合体した機種も!

 

ポイント

全体で最大定格電流(15Aなど)が決まっていますが、パワーサプライと違い各端子が供給する電気の量に決まりがないのも特徴のひとつ。

 

安定化電源

コンセントから供給されている100Vという電圧は一定ではありません。建物や設備によって常に上下しているものと考えていいでしょう。電圧が下がってしまうとデジタル機器がフリーズしたり、アナログ機器が本領を発揮しないなどの問題が・・・!

 

そこで登場するのが安定化電源。

 

安定化電源は電圧を安定させることを主な目的とした機材です。

 

入力電圧に対して̟95~105V辺り(機種による)で安定させてくれるので、電源による機材トラブルのリスクを軽減してくれるほか、パワーコンディショナーと同様の機能を有している機種も多く、ギター&ベース環境で使う機材で考えると高級な部類にあたります。

TASCAM ( タスカム ) / AV-P250レビュー!

 

今日届いたTASCAM ( タスカム ) / AV-P250。

 

トオル
新しい機材にテンションが上がります!

 

定番機種を販売しているFurmanに迫る支持を集めるTASCAMのパワーディストリビューター。実際に手に取ってみて人気な理由が分かりました!

 

付属品

付属品は4点

  • マニュアル(保証書)
  • ラック固定用ネジ
  • 3P-2P変換アダプター
  • パワースイッチカバー

変換アダプターが付属しているのが嬉しい!

 

キャンピー
機材を購入したときに変換アダプターが無い!!ってこと結構あるよね💦でも付属してるから買い忘れの心配なし!

 

3P-2P変換アダプタ―

アダプターを外せば3Pになります

 

変換アダプターに加え、パワースイッチカバーも付属。カバーに関しては使わない人は使わないものですが、意図しない電源のON-OFFを防いでくれるので、ライブ時はもちろん、小さなお子さんがいるご家庭やペットを飼っている方も付けておくと安心ですよ。

 

カバーは取り付け、取り外しともにスムーズ

 

全面にある非連動電源が便利!

AV-P250は後面に10口、前面に3口の3Pコンセントがあります。このうち前面にある3口のコンセントは非連動型となっています。

 

かんたん説明

AV-P250の電源ケーブルがコンセントに繋がっていれば、本体の電源スイッチがOFFになっていても前面のコンセントは使用可能です。

 

1か所のコンセントから差込口の数を増やす分配タップのようなイメージ。

 

前面のコンセント

 

この非連動電源が何気に便利!

 

トオル
僕の場合は、ラック機材とは別でマルチエフェクターを設定したり、家庭用小型アンプを繋いだり。壁コンセントが身近にある感じで日常の動作が少なくなるのを感じてます✨

 

注意ポイント

非連動電源にアンプを繋いで使用したところ、後述するノイズ除去の効果を実感することができませんでした。非連動電源にはノイズフィルターが作動していないのかもしれません。

 

3mのロングコードで部屋の中の設置場所に選択肢ができる

AV-P250の電源ケーブルは長さ3mも!

 

1.8mの長さを採用している機種が多いのを考えると3mが如何に長いかが分かりますよね。

 

3mの長さがあれば壁コンセントから離れた場所に設置することもできますし、持ち出すときでも、街のライブハウスやスタジオくらいの広さなら困るケースはほとんどないのではないでしょうか。

 

即復旧できるブレーカー機能

ブレーカーボタン

 

過電流がながれたら作動するブレーカースイッチを前面に設置。

 

ブレーカーが作動したときに配線されている後面をのぞき込む必要がないので復旧を早く行うことができます。

 

トオル
過電流で機材が停止したことは1度しか経験がないのですが、ブレーカーが後ろにあるとラックを動かして暗いラック裏を見て、スイッチを探して・・・と復旧まで時間が少し掛かります💦ライブ時だったのでヒヤヒヤしました(笑)

 

先日まで使用してFurman Rack Raiderを含め、多くの機種は後面にブレーカースイッチがある

 

実際に過電流が流れるとボタンが飛び出る仕組みになっているとのこと。過電流の原因を取り除いてからボタンを押せば再稼働します。

 

音に大きな違いはないものの、ノイズが減るから気持ちいい!

電源を変えると音が変わるのかどうか。

 

僕が感じたのは「音に大きな違いはないけれど、ノイズがかなり減る」ということ。

 

トオル
僕はSoul Power Instruments(SPI)さんに改造して頂いたFurmanのRack Riderを使っていたのでノイズは少ない方だったのですが、それでもAV-P250に変えたら「ノイズ無いわ~✨」って驚きました。

 

人間が演奏する楽器は打ち込みのそれとは違い、声を含めどんな楽器でもノイズが出てしまいます。ノイズが人間らしさを演出するという面もありますが、不要なノイズは最小限に抑えたいですよね。

 

「ノイズ対策はバッチリしているのにノイズがある」そんな時は電源を見直す機会かも!?

 

【補足】2種類のノイズフィルターと極性チェック

AV-P250は2種類のノイズフィルターを搭載しています。

 

ポイント

ノイズフィルターはサージノイズフィルターとラインノイズフィルターの2種類を装備。電源に含まれるノイズを除去し、クリーンな電源を供給します。

引用:TASCAM|AV-P Series

 

上記ノイズフィルターに加え、本体が正しい極性で接続されているかを確認する「極性チェッカー」機能を搭載。クリーンな電気を機材に供給する仕組みがあります。

 

電源ケーブル自作派が注意しておきたいところ

後面に10口のコンセントがあるのは機材をたくさん使う人にとって非常にありがたいのですが、当然スペースは詰められています。

 

 

ここで注意したいのが、プラグの大きさによっては10口全てを使うことができない可能性があるという点です。

 

アンプやマルチエフェクターに付属の凡庸電源ケーブルは問題ありませんでしたが、プラグを変えている方や電源ケーブルを自作している方で、10口全てを使おうとお考えの方は一度サイズ感を確かめておくのがオススメ!

 

おわりに

AV-P250はTASCAMのパワーディストリビューターの中でも安価なモデルですが、細かな配慮がされていて支持されているのが分かりました。価格以上の価値がある機材だと思います。

 

ラックシステム構築もいよいよ大詰めですね!

 

もうね、結婚するとお金稼いでも稼がなくてもお小遣い制になるので「やりくり&レディーファースト」頑張ってます(笑)

 

ラックを組み込む前にコンパクトエフェクターも3年ぶりぐらいに見直しているので、いろいろ試して新たなメインになるものが見つかったらブログにてレビューしますね!

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