「何系エフェクターが好き?」と聞かれたら、多くの方は”歪系エフェクター”と答えるハズ!

普段、楽器屋さんで目にするエフェクターは海外メーカーの正規輸入品がほとんど。そういったメーカーは自国で限定の製品を販売していたりするんですよね。今回ご紹介するMenatone(メナトーン)のRed Snapper miniもそのひとつ。
今回、宅録用とサポートライブ用の2台の譲り先が決まったこと、そして日本の楽器屋さんでも買えるようになっているとのことで、レビューを書いていこうと思います!
Red Snapper miniは内部スイッチがキモ
Red Snapper miniは、Red Snapperシリーズのうちのひとつ。
かんたん説明
Red Snapper miniは初期型3ノブモデルのサウンドと回路を踏襲。内部にトレブルカットスイッチが2つあり、通常のサウンドとは異なるキャラクターにすることも可能です。

- カッティングやコードプレイならトレブルカットをOFF
- ブースターや凡庸の歪系として使うならトレブルカットをON
”目的に応じてキャラクターを決め、ギターに合わせて2つのトレブルカットスイッチを組み合わせる”形で基本となる音作りをしていきます。小さいながらも意外と細かい音作りができる優秀さ。
ノブの利き方にご注意を。
サウンドチェック
どのノブも効きが良すぎる
動画を見ると分かる通り、ボリュームの扱いは厄介。時計で言うと、9時の方向でも音が大きく感じてしまう方もいるかと思います。エフェクターの使用方法の基本を思い出し、初めて使うときは各ノブが0の状態なのを確認してからスイッチを踏んでください。

Red Snapperのレビュー
ざっくりとレビュー
- サウンドはジャキジャキ
- ゲインはかなり幅が広いけれどハードロックは厳しい
- コードプレイで使うことが前提
流行りのアンプライクなサウンドとは違って作られたサウンドに感じますが、キャラクターがしっかりしていて嫌味な感じはナシ。

個性的ですが上手くまとまっていて素晴らしい機種です。

おわりに
ということでMenatone Red Snapper miniのレビューでした。
Red Snapper miniはハモンド1590Aサイズなので、小さなエフェクターボードを組みたい方にもオススメ。僕はサポートでカッティングをする機会が無くなったので手放しましたが、きっと同じようなプレイが必要になったら真っ先にこの機種が頭に浮かぶと思います。
送料などを考えると、メーカーから取り寄せるのと日本で購入するのと値段も2000円程しか違いません。輸入代理店の努力に感謝です。