ケーブル自作

アンプのチャンネル切り替え用のケーブルを自作してみた【TRS・ステレオケーブル】


ギターサウンドの要となるアンプ。
チャンネルが複数あるなら切り替えて使いたいですよね。

 

最近ではMIDIを搭載した機種も多く販売されていますが、古いアンプやリイシューモデルのアンプにはMIDIが付いていないことも!

 

トオル
僕が使っているROCKMAN SUSTAINORもそのひとつ。

 

ということで、今回はROCKMANのチャンネルを切り替えるためのケーブルを作ってみました。果たしてうまく作れるのでしょうか・・・?

 

知っておきたいこと

今回のケーブルはフォンプラグを使ったTSR(ステレオケーブル)です。1,000円以下でも販売されているので、チャンネル切り替えなど、音に関係ない&ピッタリの長さでなくてもOKの場合は、購入することをオススメします。

用意する工具

  • こて
  • はんだ
  • こて先クリーナー
  • はんだ吸い取り線
  • ケーブルストリッパーorカッター
  • テスター
  • 固定台
  • 工作用の下敷き

上記のほか、トモカプラグのかしめを締めるためにラジオペンチも用意しました。

 

今回作るTRSケーブルは、エフェクターのインプットを固定台の代わりに使用可能です。というより、僕はいつもエフェクターやオーディオインターフェースを固定台の代わり使っています。

 

 

ちなみに、はんだはgootの音響部品用です

 

ステレオフォンプラグはノイトリックとトモカ

今回使用するプラグ

 

前回XLRとステレオプラグでケーブルを自作した時に、ノイトリックのステレオフォンプラグが作りにくく感じたのでトモカのものを別途購入しました。

 

 

 

トモカのプラグを分解すると、4つのパーツに分かれます。

 

トオル
端子がしっかりと分けられているので非常に作りやすい予感・・・!

 

端子を上から見たイメージ

 

ノイトリックプラグには、オプションパーツのカラーブッシング「BPX7」を取り付けて色分けをします。これでラック内に配線したときでも、「紫はROCKMANのチャンネル切り替え用ケーブル」と見分けがつきますね!

 

 

ケーブルは2芯+シールド線(マイクケーブル)のBELDEN ( ベルデン ) / 1503A

ステレオケーブルを自作するためには、2芯+シールド線のケーブルを選びます。

 

トオル
いわゆるマイクケーブル!

 

今回は、ラック内での配線を想定しているため、外径:3.61mmとかなり細いBELDEN ( ベルデン ) / 1503Aをチョイス。初めて使うケーブルですが、細いものの結構しっかりした作りです。さすがベルデン・・・!

 

トオル
ケーブルは一定の柔軟性があり取り回しもイイ感じですが、芯線とシールド線自体は少し固めなので非常に作りやすいケーブルでした。

ステレオケーブルの作り方

手順1:ブッシングを通す

まずはノイトリックのプラグから始めます。

 

ケーブルを自作するときに忘れがちですが、ブッシングを最初に入れておきましょう。はんだ付けした後に「あっ!ブッシング入れ忘れた!!」というのを何度繰り返して来たことか・・・

 

ちなみに、どの端子に何を繋げばいいのか分からない方は、テスターの導通確認モードでチェックすればOK。

 

端子をテスターでチェック

 

手順2:被膜を剥いて芯線とシールド線を分ける

 

ケーブルストリッパーが無いという方は、ハサミやカッターでも代用可能です。

 

ハサミの場合は、軽くハミハミして少しずつ切れ込みを入れていくと◎

 

カッターの場合は、一周グルっと切れ込みを入れた後に縦にも切れ込みを入れるとキレイに被膜を剥くことができます。

 

カッターで被膜を剥くイメージ。

 

手順3:はんだ付けする|ノイトリック側完成!

プラグとケーブルに予備はんだをします。

 

予備はんだとは

接着するものにはんだを付けておくこと。はんだ付けしやすくなります。

 

ノイトリックのフォンプラグは、シールドを圧着して止められるのでシールド線は予備はんだの必要無し!

 

ただし、以前のマニュアルとは違い、現在のマニュアルではシールド線もプラグにはんだ付することと明記されているそう。気になる方はシールド線にも予備はんだしておきましょう。

分かりやすく写真を撮ってみました

 

はんだ付けが完了したら、次はチャックという部品を被せます。

 

外径が7mm以上のケーブルで自作する場合はチャックの赤丸部分をカットしてください。ここをカットしないと、ブッシングを締め込むことができません!

 

赤丸のはしご状の部分をカット

 

チャックの窓からシールド線を出す

 

チャックを被せたら、後はカバーを装着してブッシングを締め込めばノイトリック側は完成です。

 

ノイトリック側完成!

 

手順5:トモカプラグのカバー類を通す

 

ノイトリックプラグと同様、まずはカバー類を通しておきましょう!

 

手順6:はんだ付けして完成!

ケーブルとプラグに予備はんだをした後、はんだ付します。

 

トモカのプラグはシールドを含めて3カ所にはんだ付けするのですが、3段になっているので下(シールド)から順番にはんだ付けすると作りやすいですよ!

 

端子が3段になってます

 

はんだ付けが完了したら、ラジオペンチでケーブルを固定するためのかしめを締めてカバー類を装着して完成です!

 

赤丸のかしめを締める

 

手順7:テスターで導通をチェックしたら完成です!

 

テスターの導通確認モードで、それぞれがしっかりと導通しているかを確認したら完成!

 

おつかれさまでした!

ROCKMAN SUSTAINORのチャンネルを切り替えてみる

 

自作したステレオケーブルをスイッチャーとROCKMANに接続。
無事にチャンネルの切り替えができました!

 

これでいつでもROCKMANの個性的なディストーションサウンドとクリーンサウンドを切り替えできます。

 

トオル
サスティナーは他にもいろいろな切り替えができるので、必要に応じて作っていく予定です。

自作ケーブルに掛かった費用(部品代)

NEUTRIK ( ノイトリック ) / BPX7 66円 / 1個
BELDEN ( ベルデン ) / 1503A 110円 / 1m
TOMOCA ( トモカ ) / JS-103R 220円 / 1個
NEUTRIK ( ノイトリック ) / NP3X 506円 / 1個

合計:902円

 

作ったケーブルは約70cmでしたので、細か~く合計を出すと869円。プラグをクラシックプロや今回片側だけ使用したトモカを両側とも使用して自作すれば、これ以上にウンっと安く作ることができますね。

 

トオル
チャンネル切り替え用は音に影響が無いので、安い部品で作る方がイイかなって思います。

まとめ:トモカとベルデンが好きになる

せっかくラックの配線を頑張ってるし、ステレオケーブルも自作してキレイな配線を目指したい!

 

そんな思いで今回初挑戦してみました。
上手くいって良かった~。

 

トモカのプラグが値段間違えてんじゃないの?ってくらい品質・作りやすさが抜群だったのと、ベルデンのケーブルの作業性の良さを知ることができたのが大きな経験となりました。

 

次回は「ソルダーレスDCケーブルを作ってみた」です。

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