今日はラックに設置したスイッチャー用にパワーサプライ用ジャンクションボックスCUSTOM AUDIO JAPAN『HUB-6 ver.II』とアダプターOne Control 『EPA-2000』を購入してきました。
スイッチャー用の電源をと考えていたときに求めていたのは以下の3点。
- コンパクト
- ノイズが出ない
- 1A以上で2口以上
ということで、今回は2つの機種をご紹介します。
CUSTOM AUDIO JAPAN『HUB-6 ver.II』のレビュー
CUSTOM AUDIO JAPAN『HUB-6 ver.II』はパワーサプライ用ジャンクションボックス。
ハブなんて呼ばれ方もしますが、要はエフェクター用DCアダプターや他のパワーサプライと接続して電気を分岐する機材です。ハブはパワーサプライとは違い、1口に流せる電流は決まっておらず、また、最大消費電流もアダプターなどによって変化します。
HUB-6 ver.IIの概要
- デジタル電圧メーター搭載
- 最大5分岐可能(センターピン 2.1mm)
- DCケーブル x 5本付属
- USBパワーケーブルを使えばパソコンからもセンターマイナス9V電源を供給できる
シンプルな機種が多いハブですが、HUB-6 ver.IIは低価格はそのまま、オプション品を含めて付加価値を加えた機種と言えます。
電圧メーターで過電流をチェック
HUB-6 ver.IIの特徴は、本体上面に設置されている電圧メーター。
CAJの公式サイトによると、電圧の状態を確認できるのはもちろん、DC電圧分岐によるトラブルを未然に防ぐこともできるとしています。
かんたん説明
圧倒的なコンパクトさ
サイズ:W101.5x D34.2xH 27mm
重さ:88 g
パンツのポケットに余裕で入るサイズ。
エフェクターボードやラックにおいて場所も取りません。
Power Cable USB/DC9を使えばパソコンから電源が取れる
HUB-6 ver.IIと同じく、CAJから発売されたPower Cable USB/DC9を使用すれば、モバイルバッテリーやパソコンのUSBポートから電源を得ることができます。
電流容量が最大1A。
一般的なエフェクターなら問題ない数値です。
主なエフェクターの消費電流
- アナログ・オーバードライブ/ディストーション:4mA~20mA
- デジタル・コーラス/フランジャー:20mA~25mA
- デジタル・ディレイ/リバーブ:50mA~60mA
- MIDI対応 デジタルEQ:75mA
- MIDI対応 メモリー可能等の多機能デジタルエフェクター:75mA~200mA ( 参考値 )
One Control 『EPA-2000』と接続!
こちらはHUB-6 ver.IIに接続するOne Control 『EPA-2000』。
(センターマイナスDC9V)2Aという大容量でありながら、サイズ=40mm x 65mm x 28mm(プラグ部含まず)、重量=約120gと非常にコンパクト。
EPA-2000でスイッチャー2台を動かす!
HUB-6 ver.IIにEPA-2000を繋げたことで、最大消費電流2Aを5台のエフェクターに供給できるようになりました。
これに繋げるのは、ラック内でコンパクトエフェクターを繋げるMusicom Lab EFX-MEとアンプやラックエフェクターを繋げるBOSS ES-5です。
関連サイト
消費電力は以下の通り。
機種名 | 消費電流 |
Musicom Lab EFX-ME | 200mA |
BOSS ES-5 | 125mA |
2つの機種の合計が325mA。それに加え、近々購入予定のマルチエフェクターを繋げる予定です。
全てを含めると合計995mAとなります。
無事に電源が付きました!
ということで無事に電源が付きました!
気になるノイズやフリーズなども起きず使用できています。
スイッチャー2台をコンパクトな形で動かすことができて大満足!